mtk13465003's diary

素敵な七十代を楽しく生きるために!

今週のお題「秋の準備」
9月16日午前6時花火が上がる。毎年、雨が降らなければ6時の花火は恒例だ。6時半になると太鼓が響き出し、中学生のいる家庭ではお弁当作りに忙しくなる。
中学の運動会は秋への準備の開幕だ。太鼓と吹奏楽で運動会の開会式が始まり、行進曲で全校生徒が運動場いっぱいに整列する。生徒会長の挨拶で運動会が開会する。体操がプログラムの一番で競技が始まり、3学年が3色に分かれて得点を競い合う。
恒例の運動会の姿だが、学校の前の田んぼの稲も、台風の通過と共に忙しく秋の準備に取り掛かる。朝は半袖の腕にはちょっと冷たく感じる秋風に、昼は羽織った長袖のブラウスを脱ぎ、いつもの買い物にマーケットへ行く。そこで昨日までなかった小さな貼り紙を見つけた。
「甘くて美味しい焼き芋始めました。」ここでも秋の準備をしている。去年はここの焼き芋よく食べたなあと思いつい手が出た。一本百円、去年より2円高くなっている。昨日までなかったものを探す。栗、いちじく、種のないかき、さといも、れんこんなどどれも秋の準備を始めている。
これこそ秋の準備だと、飛び上がったもの、山のように積みあがって、体をキラキラひからせているもの、大量のさんまだ。「北海道産新さんま」とおおきな表式が付いている。もう迷うことはなかった。今夜のおかずはさんまだ。秋の準備に大きな一役を買ってくれたこのさんまは、この肌の色のようにさぞかし美味しいだろう。
たった2本と言いたいところだが二人家族だから仕方がない。一本ははらわたを取り、もう一本はそのまま、塩を丁寧に振って暫く置き、綺麗に洗ってすっかり水気をふきとり、もう一度塩を振って少し経ったら焼く。このさんまを美味しく焼く方法はテレビで習ったばかり。すごく上手に焼けた。はらわたを取った私のさんまも頬が飛びそうに美味しかった。夫も食べながら何度もうなった。秋の準備を知らせてくれる一番は初物のさんまかなと思った一日だった。