mtk13465003's diary

素敵な七十代を楽しく生きるために!

山でしょう

今週のお題「海か? 山か?」
海か山かですって、若い頃なら両方と答えるでしょうがこの年では山でしょう。最近では随分高くまで車で行けますから、若い頃を思い出し、登ったつもりにもなれます。新幹線では車窓を楽しむこともままなりませんが、車では好きな所に止まり、夏山の景色に堪能し、空気の美味さに深く深呼吸し、下手なデジカメも存分に活躍できます。山登りまでいかなくても車で十分に楽しめます。
山の思いではたくさんあります。富士山には中高時代に3回登りました。山小屋の雑魚寝がきつかったこと、御来光は静かに合掌して見るものと思っていたのに、どこからか「ばんざい」の声が湧き起こって「どうして」と思ったこと、砂走りは止まりたいのに、止まることができないまま走り下りたこと、現在の富士登山はきっと変わっているだろうと思いますが、昔の思い出は変わることはありません。
尾瀬にも懐かしい思い出があります。湿地帯の白樺の浮き板を渡るのも楽しかったが、山登りも楽しかった。雪の中にこんぺとう菓子をうめて食べたり、雪でオレンジジュースを作ったり、眠れぬ夜に外へ出て見るとつかめそうな所にたくさんの星が瞬き、空の中に自分が立っていることに感動して涙ぐんでしまったことなど、今でもその光景が走馬灯のように浮かんでくるのです。若い時代の山は思い出の中に生きています。
でも今実践しようとしたらどれだけの人に頼らなければならないか、それを考えただけでも若い頃の思い出だけで十分満ち足りています。以上私の昔話でした。