mtk13465003's diary

素敵な七十代を楽しく生きるために!

やり残したことを片付け、コーヒーカフェのおばちゃんマスター

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今週のお題「私の年末年始」
夏休みの課題として、ブログにもおおげさに書き記した「NiceSventyの日記」の印刷製本を手作りでやると、読者の方と約束したのに、暑さ負けして夏は手付かずでした。
12月になって、このやり残したことが気になって、どうしてもやらなければ歳が越せないと思い、意を決して取り掛かりました。
先ずB5版に印刷をするわけですが、年賀状印刷後のプリンターのプロバティを代えて上手く印刷できるように試し刷りをしなければなりません。書くことには慣れても、パソコンやプリンターをいじるのは、いつまでたっても一苦労です。やっと上手くはまるようになって印刷が進むようになったのですが、横書きなのに右綴じ、1ページに2日分入ると下から1月1日、2日と印刷されているので、日付を下から追って読まなければならないという2点はどうしても解決できませんでした。
印刷製本をはてなに頼むことも出来るのですが、2010年の日記を製本してもらったら結構高くついたので、これなら自分でやろうと思ってしまったのです。思った以上は苦労でもやるしかないと取り掛かったのです。
2011年、2012年分の印刷も何とか綺麗にできました。問題は製本です。コピー紙を使って、写真を綺麗に入れるために表刷りだけにしたので、厚さが2㎝にもなってしまったのです。
でも私には目算がありました。製本のプロではありませんが、製本の手ほどきをしてくださる元先輩の同僚が早速下検分に来てくださって、一緒にやろうと言ってくださったので大助かりでした。
2㎝の背に膠を付け、細い丈夫な和紙の筋交いを何本も渡し、その上に筋交いに絡むように和紙を張り、表紙の前に挟んだ用紙にピタリと貼り付ける、といった工程で2年分の日記の製本が終わりました。好きな写真の中から3、4枚選んで表紙を作り貼り付けて出来上がりました。
年末はこうして終わりましたが、年内に目標が達成できたことでいい年越しができました。
年が明けると私たちは大忙しです。台所のカウンターはカフェに代わります。「おめでとうございます。」の挨拶が終わるや「おばちゃん、コーヒー入れて。」と言って浩さん、奥さん、二人の娘が炬燵に入って待っています。次の安代さんご夫婦も「おばちゃん、コーヒー入れてください。ここへ来るとコーヒーの香りに引き寄せられてしまう。」次の修二さん、奥さん、二人の子供もまだ小学生なのに、「おばちゃんのコーヒー美味しいって評判だよ。」とか言って催促します。
私がお祖母ちゃんではなくて、叔母ちゃんの理由はここにいる大人、浩さんも、安代さんも、修二さんも皆私の夫のお兄さんの子供たちです。だから私の夫は「叔父ちゃん」であり、私は「叔母ちゃん」なのです。
自分たちの子供は遠く離れていて新年と言えども顔を見ることもできないが、近くにいる親戚が顔を出してくれることは、何と賑やかで嬉しいことかと、毎年コーヒー豆を用意して待つのも恒例になってきました。
今日一日で右腕が痛くなるほどコーヒー豆を挽いたけれど、皆がここに来れば美味しいコーヒーが飲めると思って寄ってくれることは、二人だけのただ静かな生活にどれだけの生き甲斐を与えてくれるでしょう。
一年の初めを嬉しく楽しく迎えられたことに感謝しながら2014年が始まりました。今年の目標は読書50冊です。こうして書くことが自分や読んでくださる方との約束事になりますから、書くことは大切です。